スマートフォンのリサイクル

最近では携帯電話スクラップの中に混じるスマートフォンの量が徐々に増えてきました。ただこのスマートフォン、数年前から市場で販売されている割には携帯電話スクラップの中に占める割合がなかなか増えず、「どうしてなのか?」と長らく疑問に思っておりました。先日、ようやく理由がわかりました。iPhoneのみならずandroid系のスマートフォンも、その多くがリユース目的で海外へ輸出されていたんですね。どおりでリサイクル向けの回収量がなかなか増えないはずです。数年後、スマートフォンそのままでのリユースはおろか基板上に載っている部品のリユースさえ出来なくなった解体済み携帯電話が、リサイクル目的で海外から日本へ戻ってくるようになるまで、リサイクル向け携帯電話の回収量は徐々に減っていく可能性を考えておかなければならないようです。

さてこのスマートフォン、国内でリサイクルする場合には少々問題があります。それは、

  1. 液晶パネルの割合が大きく、この液晶パネル自体には有用な金属が少量しか含まれていない。
  2. 電池パックが取り外せないようになっており、スマートフォンをそのまま破砕機にかけると爆発する可能性がある。

ということ。

2.をメインに対策するには事前にスマートフォンを解体する必要が生じてくるのですが、そうすると液晶パネルまでもが解体品として出てきてしまう。すなわちリサイクル化困難なゴミが必然的に増えてしまうことになる訳です。
精錬会社さんは今から各種の前処理方法を考えておられるようですが、果たして数年後にはどのような方法がメインとなるのかな???

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