海外からの基板輸入(再掲、一部改変)

2015年1月22日にtwitterへ書き込んだ記事

海外から輸入した基板スクラップも同様に、全て日本で製錬しリサイクルします。何故多くの優れた精錬業者を持つヨーロッパからも多くの基板スクラップを輸入できているのか?それは私どもの持つノウハウを駆使すれば、国内リサイクル限定で世界最高レベルの価格をご提示できるからに他なりません。

先日のこと、精錬会社の方と話をしていたら「ヨーロッパの精錬会社が基板の収集を強化し始めた」との話が出てきました。ユミコア・ボリデン・オルビス(E.R.N.)の中でも、特にオルビスあたりが動いているのかな?

ちなみにE.R.N.はオルビスの関連会社で、世界中の色々な国々の業者を訪れて基板を集めてまわっていますが、色々な噂をもつ会社ですのでご注意を。私どもの顧客数社が、直接大きな被害を被ったという話で。。。

2015年1月30日にtwitterへ書き込んだ記事

海外から携帯電話や基板等のスクラップを仕入れる場合は、まず日本にある同種の品物と同程度の貴金属を含有しているとは限りませんのでご注意を。更にはスクラップの素性や出元によっても大きく異なります。私たちも多額の勉強代を払いました。。。ご注意を。

昨日お取引先の方々と話をしていたときに出たのですが、景気の低迷のためにヨーロッパでの基板スクラップ排出量が減少しているそうな。それ故にヨーロッパの精錬会社もお腹を減らしはじめて、基板の収集を強化すべく精力的に動き始めているとか。

カナダの乾式精錬会社もヨーロッパに出てきているとかで、ますます競争は厳しくなるようでございまして。日本の某大手乾式精錬会社にも、今までのような商社経由ではなく直接営業をかけ始めたところがあるそうで。

2015年2月4日にtwitterへ書き込んだ記事

ヨーロッパの基板マーケット情報です。 クリスマス休暇の影響で、彼の地では毎年12月から1月頃にかけては基板の収集ペースが落ちるのですが、今年の落ち込み量は例年以上だとか。やはり景気悪化の影響が出始めているようです。

この影響で、通常はコンテナ1本(15t-20t)を1ロットとしてしか荷受けをしないヨーロッパの精錬会社の中にも、高品位品を中心に2t-3tを1ロットとして受けるところも出てきているとか。ちなみに日本の場合は300kg以上を1ロットとする精錬会社が多いです

1ロットの大きさがヨーロッパと日本で全く違うことをお分かり頂けるかと思います。

2015年2月13日にtwitterへ書き込んだ記事

ヨーロッパは景気が悪くて、リサイクラーがどんどん潰れているそうです。その中で、Umicore社がアグレッシブに攻め始めているとか。

2015年2月13日にtwitterへ書き込んだ記事

ヨーロッパ域内でのスクラップ収集量は、予想していた以上に減少している様子でした。去年でもかなりの数のリサイクラーが倒産し、今年もこの傾向に変わりは無いとのこと。

あと中止すべき点は、ユーロ安ドル高の影響を受けてヨーロッパの精錬業者の処理コストが相対的に下がってきているということ。日本の精錬業者やリサイクラーにとっては逆風です(>_<)。

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